宝篋印塔と五輪塔


 平成11年7月に開山20周年を迎え、五條順教猊下の再度のご臨席をいただき、採燈大護摩法要が繰り広げられました。

 

 

開山20周年記念大祭を機に、かねてより開祖定海師僧の念願でありました本堂奥庭に「宝篋印塔」と「五輪塔」の二基が審旭峰住職により建立され、一連の大事業は完成を見ることができました。

 

 

 

聖徳院の願いをこめて

「宝篋印塔」には、法界自然の総供養、「五輪塔」には萬霊供養、即ち森羅万象形あるもの総ての供養を意味して建立されたものであります。

 これらの建立に際しては、金峯山寺管長猊下より細部に至るまでのご指導と御裁可を頂きました。

「宝篋印塔」と「五輪塔」に彫られている文字は、管長猊下自らの直筆をもって建立されたものであります。

管長猊下の祈りにも似た思いがひしひしと伝わって参るようで此の地を訪れる人々の胸をうちます。

 

歴代住職を安置する阿弥陀堂